毎月発行 禅源寺通信

No.89

今を楽しみたい

「死ぬ直前まで生きている

最期の時まで今を楽しみたい」

 

エッセイストの岸本葉子さんの言葉です。

終活という言葉が聞かれるようになりました。自分の最期をどう迎えるのか、元気なうちから考えておくとその後の生活が、心豊かに暮らせるのでは、岸本さんは話しています。死ぬ直前まで生きているのだから、その時を楽しめるように、終活に取り組めたら素敵ですね。自分の身の回りを暮らしやすく整えるために、不要なものを捨てたり、使わなくなったものを人にあげたりすることや、今、必要なものを買って気分を変えたり、とできることは色々ありそうです。

最近、お墓の事や、お仏壇のことなどの相談を受けることが多くなりました。これも大切な終活のひとつですね。おうちおうちで、ご事情が違いますので、じっくりお話をお聞きし、そのおうちにあったベストな供養の仕方をご提案できるように努めています。すっきり人生を楽しむために少しずつ終活してみましょう。