毎月発行 禅源寺通信

No.44

きっと君は変われるさ

「ものの見方をいやなほうではなくいいほうから見る。そういう癖をつけると、たとえ自分の思い通りにならなくても、むやみに落ち込んだりせずにすむでしょう。」

秋元康氏の著書「きっと君は変われるさ」の一文です。

秋元康氏は、有名な作詞家でもあり、たくさんのアイドルを輩出した方でもあります。どこにでもいそうな女の子を、アイドルに育て上げるパワーは、こういう考え方を、周りに植え付けていけるからでしょう。狭い世界に閉じこもっていないで梯子を一段、昇ってみたら「君は変われる」と、何度もこの本には、書いてあります。

確かに、ちょっと勇気を出して、梯子を昇ったら、今までと違う景色を見ることができ、「変わった自分」に逢えるかもしれません。新しい一年が始まりました。干支も一巡して子年になりました。子年は私の干支で、ついに、還暦となります。この一年、なりたい自分になれるよう、梯子を昇ってみませんか?