毎月発行 禅源寺通信

No.65

今年は何をしますか?

年をとるのは悲しいことじゃない。

 むしろ不思議がいっぱいで面白い。

 

 

家事評論家 吉沢久子氏の言葉です。百一歳まで生きられた方で、この言葉は、九十三歳の時の言葉です。歳を取ると、出来なくなることが増えますが、吉沢さんは、それを面白がって、「どうしてできなくなるのか、を考えてみて、そうか、衰えているんだあ・・と可笑しく感じて笑ってしまいます。」と語っています。すごいですよね。

孫と過ごすと、あら、もうこんなことができている・・と感心することばかりですが、年を取るのは、その逆、ということですね。

新しい年を迎えて、また一つ、年を取ります。ため息をつくのではなく、自分がどう変化していくのか面白がってみる、そんな年にしてみませんか?年とともに、自分の時間が、どんどん増えていきます。その時間を、忙しくてできなかったことする時間にしていきましょう。

今年は、何ができるか、楽しみですね。