毎月発行 禅源寺通信

No.60

給食のはじまり

誰もが、何かしらの思い出を持っている、学校給食の始まりは、お坊さんからだったそうです。

学校を作ったお坊さんが、家が貧しくてお弁当を持ってこられない子供たちのために、始めたそうです。今では、学校へ通う子どもたちの楽しみのひとつとなっている給食の始まりが、慈悲の心を持つお坊さんからだったというのは、ちょっと誇らしい気がします。

去年の春は、コロナ禍で、学校が休校になりました。その時、多くの保護者さん達が、改めて、学校給食の有り難さに気づかれたようです。

「残さずに食べる」時代は過ぎました。あなたの好きだったメニューは何でしたか?そんなことを、家族で話すのも楽しいかもしれません。ちなみに、私は、ちくわの磯辺あげです。