毎月発行 禅源寺通信

No.51

仏壇は あの世とのチャンネル

「仏壇は、あの世とのチャンネルです。」

正覚寺副住職 鵜飼秀徳氏の言葉です。コロナで、お寺にお参りに行けなくなり、リモートでのお参りをする所もあるようです。リモートとは、離れた所、という意味で、なんか難しく感じますね。実は、皆さんの家にある仏壇こそ、リモート供養で、仏壇は、いつでも亡くなった人に手を合わせ、話ができる「家庭内寺院」だと鵜飼氏は話しています。本当にその通りですね。家に居ながらにして、ご先祖様とつながっていられる仏壇は、まさに「あの世とのチャンネル」です。

 こんな時だからこそ、日常的に手を合わせ、日々の安寧に感謝していけたらと、切に思います。

 お盆のお施餓鬼、秋のお彼岸会と、コロナ対策に苦慮しながらも、なんとか、例年通り、行うことができました。これからも、「あの世とのチャンネル」である、皆様の家の仏壇での読経を、心を込めてさせて頂こうと思っております。