毎月発行 禅源寺通信

No.43

師走に思う

「私たちは生まれてから 死ぬまでに

何人の人にめぐり逢うのだろう 

無数のような気もするが 実はほんのわずかな数

 そしてさらにその中で この人に逢えてよかったと 思える人が たとえひとりでもいれば 

           それは幸福ということになる

あなたに逢えてよかった あなたと同じ時に 

同じ地球の空気の中に いてよかった

ぼくはあなたにそう言いたい」

 

これはアンパンマンの作者、やなせたかし氏の詩です。

この詩を読むと、とても暖かな優しい気持ちになります。

そして、こんな風に、人から言われる人になりたいなあと思うのです。師走になり、一年を振り返る月です。

この一年、自分が人のためにどれだけ尽くせたのかを反省しながら、この詩を読んでいます。