僕の目標
「ぼくの来年の目標は、
いやなことがあっても気に
しないことです。」
去年の十二月に中日新聞に載った記事で、小学五年生の言葉です。五年生ですでにこのことに気づいているなんて、素晴らしいですね。
人生、生きていれば嫌なことがたくさんあるものです。「アーいやだいやだ」と思って、思い悩んでも何も始まりません。それなら、この言葉のように、「気にしない、気にしない」とやり過ごした方が、どれだけ良いでしょうか?子どもの頃に、テレビで見ていた「一休さん」もこの言葉をよく言ってましたね。一休さんは臨済宗のお坊さんです。「気にしない」ことは、きっと禅に通じるのでしょう。地震や事故で始まった一年ですが、被害にあわれた人々に思いを寄せながらも、この言葉を思い、過ごしていきましょう。